さりげない「イイ」ものを身につける


先日電車で、ごくフツーの平社員ぽいビジネスマンの方が、「TUMI」のカバンを持っている姿を見かけました。

私はこの方に、「素晴らしい!」と駆け寄って賛辞を贈りたくなってしまいました。

「TUMI」は、機能性とクオリティの高さで有名な、値段も負けず劣らず高い、1つ5万円以上は必ずする、ややもすれば10万円も超えてしまう、高級ビジネス用カバンのトップブランドです。

IT関係の偉い人が持っているのをよく目にします。

何が一番素敵かといえば、このカバン、パッと見ただの「安物かもしれない真っ黒カバン」に見えるところです。

よーく見ると、タグに「TUMI」の文字が入っています。このブランドの主張はそれだけです。

きらびやかにロゴを煌かせるブランドものを持っている男性よりも、無駄な主張のない凛としたブランドものを持っている男性に、私は心惹かれてしまいます。(実は「TUMI」は、女性用のバッグも働く女性たちに人気となっています。ということは、私と同じように思っている女性は、きっと多いのです。)

見えすぎるものよりもチラッと見えるものに、人は色気を感じるといいます。

そんな風にさりげなく「イイ」ものを持っている男性は、きっとモテるのではないでしょうか。







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